現代版組踊「肝高の阿麻和利」の企画・運営をするための大人サポーターズです。
中高校生が演じる【現代版組踊「肝高の阿麻和利」】は、地域の子ども達の居場所づくりと青少年人材育成を目的に、2000年3月当時の 勝連町教育委員会の事業として、勝連城にて催されました。
当初は、「電源地域産業育成支援補助事業」の助成を受け、3年間実施してきましたが、子ども達の再演に寄せる熱い想いに応えて、4年目からは、父母を中心とした組織「あまわり浪漫の会」が結成され、現在まで公演を支援続けています。
2005年には、地元の伝説「阿麻和利考」をテーマにした舞台演劇に取り組むことで、子ども達の感動体験の場づくりとふるさと再発見、子どもと大人の協同参画による町づくりが評価され、財団法人あしたの日本を創る協会より「ふるさとづくり賞 内閣官房長官賞」を授与。さらに、2007年5月には、これまでの活動が認められ、沖縄総合事務局より「沖縄振興功績賞」を授与されました。2008年10月には沖縄タイムス社より「第52回沖縄タイムス創刊60周年記念特別賞」を頂き、11月には、県内初となる朝日新聞社主催の「第十回朝日のびのび教育賞」を受賞をしました。
「肝高の阿麻和利」は、先輩から後輩へと引き継がれている舞台です。本舞台の公演を望む声が県内外から寄せられ、子ども達はそれに応えようとますます意気込んでいます。私ども「あまわり浪漫の会」も、子ども達のひたむきに取り組む姿をたくさんの方々に観劇頂けるよう頑張っております。
沖縄県うるま市の中高校生が参加する舞台、現代版組踊「肝高の阿麻和利」
本活動は、1999年に旧勝連町教育委員会が勝連城10代目城主「阿麻和利」をテーマに2000年3月に「勝連城跡」にて上演したのが始まりです。翌年からは、公演会場が野外から会館ホールへ。また主催団体も行政から本会へと移行しました。あれから、15年の歳月が過ぎ、公演回数は260回を数え、観客動員は延べ15万人余を達成するまでになりました。参加者も年々増加し、今では当初の2倍以上の200名となっています。本会は、舞台づくりを通して、子ども達の感動体験、居場所づくり、ふるさと再発見・子どもと大人が参画する地域おこしを行うことを理念に活動を継続してきました。中・高校生がひたむきに一つのものを作り上げていく過程で、互いを認め合い助け合いながら成長していく姿に周りの大人や地域も変わってきています。また、子ども達だけでなく大人達も「肝高(きむたか)」く、一生懸命取り組んできたことが県内外から注目を浴びるようになり、舞台鑑賞の為にわざわざ県内外からうるま市を訪れる観劇人口が増えており、地域活性化にも繋がっています。この様に、本活動をとおして子ども達は地域に対する思いの深さや人との繋がりの大切さや足元を見つめつつ視野を世界に広げることを学んでいます。
平成17年 11月 | 2005年 | ふるさとづくり賞内閣官房長官賞 |
平成19年 5月 | 2007年 | 沖縄振興功績賞 |
平成20年 3月 | 2008年 | 地域づくり総務大臣賞団体表彰 |
平成20年 10月 | 2008年 | 第10回朝日のびのび教育賞 |
平成21年 12月 | 2009年 | 日本ユネスコ協会 第1回プロジェクト未来遺産登録 |
平成22年 8月 | 2010年 | サントリー地域文化賞 |
平成23年 9月 | 2011年 | ティファニー財団賞 伝統文化大賞 |
名称 | あまわり浪漫の会 (任意団体) |
所在地 | 〒904-2312 沖縄県うるま市勝連平安名1446-1(TAO Factory内) |
設立 | 平成13年(2001年)7月18日 |
会長 | 長谷川 清博 |
副会長 | 後藤 利枝子 小潮川 健 |
理事 | 山内 彰 平田 大一 具志堅 実 |
企画発案 | 上江洲 安吉 |