4.事業の効果
④計画策定当初想定していた効果の実現状況(地域活力の再生の効果を含む)
本事業は、地域に根ざした人材育成を目的としています。受講者が地域に目を向け、誇りを持つようになれば、
地域活動への積極的な参加、地域の活性化が期待されます。また、「子どもの居場所づくり」から
「大人と子どもの居場所づくり」へと発展していくことも期待されます。
効果の実現状況といたしましては、少しずつではありますが、着実に地域への関心が高まっていると思います。
特に地域活動カリキュラムの参加者にはその傾向が顕著に見られます。バックヤード体験・交流プログラムも
その現われのように思います。また、後者の効果に関しましては、特に表現カリキュラムの参加者にその傾向が
見られます。参加する子ども達に付き添い、あるいは一緒にご参加することによって、親子の仲が深まっているように
思います。「大人と子どもの居場所」として、表現カリキュラムの場が役立ったと思います。
⑤活動参加者の意識・行動変化
活動参加者の意識・行動変化といたしまして、以下のようなものが見受けられます。アンケートの回答も併せてご覧下さい。
・「肝高の阿麻和利」への参加希望者増。
・ワークショップ回数増の要望。
・地域活動への関心を思わせる発言が、参加者から聞かれるようになった。
・校区を越えて子どもたちが仲良くなった。
・親子の仲が深まった。
・参加者が活動的・積極的になってきた。
講演会アンケート回答
- 「1つの目標に向かって市が進めて行くことが大切だと思います。それには、小さい頃から地域活動をして行く事も1つだと思います。」
- 「阿麻和利が出来るまでの話しが良かった。」
- 「地域の件でみんなが一同にそろって、いろいろな行事を行ない、その積み重ねは市民一人一人一人の心のつながりになり、和ができ、継続になり、うるま市が良くなっていくと思う。地域づくり、島おこしのになって→勝連の阿麻和利。素顔でのダイジェスト版ありがとうございました。地域での子ども会を長い事活動していて「阿麻和利」大好き。」
- 「行政側のバックアップ(子供たちの活動)がもっと必要(予算の関係は、もっと知恵を出せば結果はついてくると思います)。人間形成、これが本物の教育だと思いました。机上だけの教育ではない、人材形成にもっと予算を付けてもらうべきだと思います。地域のために頑張ってくださってありがとうございます。感謝です。」
- 「まずは肝高の阿麻和利の公演を市内の学生に観てもらって、何事にもやる気を盛り上げる。周知が弱かった事も有るかと思うが今後も頑張ってください。応援しています。」
- 「すばらしい心の教育になってると思うし、うるま市の文化の1つとなってると思うので続けて欲しい。子供達に感動です。各地域公演もやったらどうか。動員数が少ないのがとっても残念。多くの人に聞いて欲しい、観て欲しい。」
- 「楽しい講演会は初めてでした。又、子供達のパワーをもらいました。」
- 「教育に対してもう少しお金を使ってもいいのでは?子は宝です。いずれは、うるま市をになう人になっていくのでは?市に対する愛着がぜんぜん違ってくると思います。
きてよかったです。子供の声に動ける大人、子供の気持ちを大切にかなえる努力、かなった喜びを体験できること、これからの子供達の人生にすばらしいプレゼントになると思います。ありがとうございました。子供達の迫力に感動しました。はじめてみたのですが、本当にすばらしいですね。思わず涙が出ました。」
- 「どうすればこのすばらしい講演会に参加してくれるのでしょうか。と、参加者をふやしていくことなのでしょうか?」
- 「与勝は、たくさんの宝「者」のあるところです。与勝高校が出来た時、これまで与勝っ子が進学していた高校(複数)の輝きがうすれたそうです(子供だけではなく大人も宝「者」です)。一歩前に出るためのきっかけがとても必要な地域なのですね。ありがとうございました。お話しを伺っていてパワーをもらいます。が!!ひとつだけ!!学芸会でたがって最高の舞台をつくっているところもありますよ。」
- 「感動のあまり涙が止まらなかった。皆様に感謝申し上げます。ありがとう。これからも頑張ってください。」
- 「多くの人がうるま市に興味を持って欲しい。」
- 「大人の働きかけで子供たちはいろんな面を見せてくれると思います。活発にどんどん働きかけ、いろんなチャンスを与えていったらと思います。PRが不十分のように思います。せっかくの講演会、地域活動を考える機会なのに、来場者が少ないので残念ですね!講演は楽しく聞け、子供達の演技は衣装を着けてなくても、すごく阿麻和利の世界に入り込み、とても楽しめました。すごく良かったです。感動をありがとう。」
- 「地域の人が参加できる活動を増やしていけたらいいと思う。肝高の阿麻和利を続けていけることが一番いいことかな。講演会のお知らせをもっと地域にPRして!!」
- 「合併したので地域の特色を生かしながら地道に各々が活動していくことにより良くなると思います。このすばらしい子供たちをみんなに見て欲しい。広報が少し足りないのでは?」
- 「地域と密着した行政機関作り、イベント等を活発に行なうことで良くなるのかなと思います。とても感動しました。平田さんのお話・子供達の演技、とてもエネルギーがあり、とても刺激になりました。ありがとうございました。あまわりWEEKにまた見に来ます。」
- 「人を人として認め合い、地域の中でお互いに支えあいの精神を持てばよくなると思う。特に人育ては重要。小学生の頃、体操を終えると班に住んでいる老人世帯の清掃(草刈)をしたり自分たちで母の日の感謝の集いを催したりした。先輩たちのリーダーシップをよくて?伝統的に受け継がれたと思うのでそんな地域育てをしてほしい。
子供達に自信を与えた平田氏を県の青少年指導者としていただきたい。子供たちを一人ひとり認められる人材だと思います。沖縄の宝だと思います。」
- 「肝高の阿麻和利の公演をやるのはとてもいいことだと思います。とても感激して勝連が大好きになりましたから!」
- 「今日の講演会に市の職員こそ来るべきだ。市の職員の、意識をもっと変えるべき」
- 「毎回、感動します」
- 「平田さんの子供たちへの取り組み方、接し方はすばらしく、演技をしている子供達の表情が生き生きとし、輝いている。次回の公演見に行きます。」
- 「一人ひとりが地域にもっと関心を持つこと」
- 「地域を見直すこと。自分のルーツを大事に思うことを子供達に教えていくこと(口承・口伝が大事だと思う)すばらしかったです。」
- 「青少年の健全育成をすることで、市全体が向上すると思う。」
- 「今日の講演会に招待されたであろう重役の方々がたくさん来てくれたらよくなると思う。お客さんが少なくて残念。子供達の集中力のある子、ない子いろいろいますね。」
- 「市民活動を通して、大人と子供が協力しながら人と人とのつながりを作ることと自分の子供だけじゃなく他の子供たちにも目を向ける大人が一人でも多く増えたらいいと思います。とても分かりやすく、もっといろんな話しを聞きたかった」
地域活動カリキュラム
アンケート回答
- 「第1回、第2回では肝高の阿麻和利がどのような歴史をたどって現在に至るのかを、OGの方の話も交えて聞くことができ大変貴重な機会でした。
ただ、できれば現役生の皆さんの声をもっと聞ければよかったと思います。
第3回は「これからの肝高の阿麻和利」ということで、最も期待して参加した回でしたが質疑応答?が本来の趣旨と多少離れた所(阿麻和利の演出に関する意見)に
終始してしまったのが残念です。
「肝高の阿麻和利」は常に進化し続けている舞台だと思います。それに対して、活動を導く立場?にある浪漫の会は「これからの肝高の阿麻和利」を示せているのか?
会員の一人として考えさせられました。」
- 「普段の公演ではわからない、現代版組踊「肝高の阿麻和利」の誕生までの経緯や裏話、これからの阿麻和利についてなど、とても貴重な話が聞けて、
とても良かったです。初回のカリキュラムでは、当時のOGからの話を直接聞けたことが、良かった点だと思います。
2回目の時は、普段の練習中の子供達の姿、またその舞台裏を見せてもらえたことが、有意義でした。あえて言うならば、現役生からの話も聞けたなら、
より良かったかもしれません(公演前なので、難しかったり、色々な事情もあるかもしれませんが)。公演後の感想なども気になったので、
文章形式でも知ることが出来たらと思いました。
いつも楽しいカリキュラムだったので、今後も定期的にテーマをしぼってこのような場を設けられたら、
良いと思います(ex.「阿麻和利」のダンス誕生秘話、今までの演目に決まるまでの公演変遷、親や保護者の立場から見る「阿麻和利」への意識の変遷etc.)。」
- 「これからもこういったカリキュラムがあれば参加したい。ただ、情報不足だったと思う(私自身このカリキュラムについて知らなかった)。
阿麻和利の舞台を支える方々のご苦労が少し分かりました。」
- 「あまわり浪漫の会、子供達にとっては、なくてはならない団体だと思います。子供達の居場所作り、思春期で悩みながらも自分自身を考え、
見つめなおしてあまわりの公演に参加して、そこで子供ひとりひとりが何かを感じることが出来る場所だと思う。行政と一緒になって子供の成長そして
地域が変わる、大人も変わるのではないでしょうか。ずっと続けて欲しい。」
- 「カリキュラムでもあった勝連城跡の下の資料館をもっと活用して肝高の阿麻和利を発信する拠点に利用できればいいと思う。」
- 「人格形成、これが本物の教育。机上だけの教育ではない。地域の中でいろんな行事を行なう。その積み重ねは市民一人ひとりの心のつながりになり、
和ができる。うるま市が良くなるのでは。人を人として認めあい、地域の中でお互い支えあいの精神を持っていれば良くなる。」
交流プログラムアンケート回答
- 「1週間あまわりweekに参加することが出来て良かったです。」
- 「いろんなことを学ぶことが出来て大阪に帰ってもここで得られたものをしっかり発揮して行きます。」
- 「自分の生まれたまちを知ること とってもいい事だと思う。うるま市の誇りだと思います。」
バックヤード体験アンケート回答
- 「勝連城跡公演 最初に草刈、そしてイスを並べたりと大変でした。」
- 「あまわり浪漫の会の裏で支えている方の苦労が、少しわかりました。」
- 「グッズ販売とかのお手伝いもさせていただきました。」
⑥地域や他の団体からの注目度合いの変化
・あまわり浪漫の会を目標にしたいと他の自治体から意見あり。
・大阪府狭山市から交流希望(8月に5名受け入れ)。
・あまわり浪漫の会の活動が卒論対象に選ばれている。
・あまわり浪漫の会の活動が文化を担っているという認知を受けている。
⑦事業実施主体がNPOであることによる効果
行政・民間ではできないこと、社会的ミッションを果たしていると思います。特に、人材育成という面でお役にたてているのではないでしょうか。
⑧今後期待される効果(地域活力の再生の効果を含む)
現役生は、「きむたかキッズリーダーズ」となり、後輩指導等を行なっていることから、リーダー(人材)育成になっていると思います。
「きむたかキッズリーダーズ」とは、出演者の高校生を中心に構成されており、スタッフや大人、出演者を結ぶジョイント役を果たすメンバーです。
自主練習では、リーダーズが練習を進め、平田さん(演出家)がいるときには、一緒になって舞台の手直しを行います。
また、稽古だけでなく、舞台で使う衣裳や小道具を管理したり、出演者のメンタル面のケアも行うなど、まさに縁の下の力持ちの存在です。
また、100人余のOB・OGを輩出していることから、地域活動への意識付けを子ども達に生じさせていると考えます。