3.事業の実施結果
(2)文化体験ワークショップ
(b)地域活動カリキュラム
【第1回】
日時:平成19年8月6日 午後9時
場所:うるま市シビックセンター(全日程)
参加者:30名
- テーマは「阿麻和利誕生前夜」。
- 表現カリキュラムとは対照的に男性が多かったです。全体の6〜7 割くらいでしょうか。
- 遠く南風原・名護からも参加者が。また、交流プログラムの一環で春日市の方も参加していました。
お医者様、カメラマン、わらべ歌を指導している市内団体の女性、浦添市のゆいゆいキッズの親子など多彩な皆さんが受講されていました。
- 講師は平田大一さん(TAOファクトリー)、上江洲安吉さん(元勝連町教育長)、長谷川清博さん(あまわり浪漫の会)。
- 上江洲さんは町全体の校長先生という感じだったそうです。
- 「肝高の阿麻和利」は勝連城跡が世界遺産に登録される前から始められました。
- 上江洲さんは町全体の校長先生という感じだったそうです。
- 勝連城跡は世界遺産の登録から外されそうだったとのこと。
- はじめは電源開発の地域産業育成事業(沖縄総合事務局所管)。
- 当初目標①「阿麻和利・肝高・勝連」を全国区にすること、②与勝地域すべての子ども達に観せること、
③国立劇場おきなわでの上演(リベンジ)。玉城朝薫の創作した組踊「二童敵討」により、阿麻和利は長いこと悪者にされてきたことから。。
- 当時、沖縄県の文化課長だった嶋津与志さんにお願いして「阿麻和利」を主役にした脚本を執筆してもらったそうです。
- 文化を通して子どもを育てる。文化活動を通して人格形成。
- 人の縁で大きな仕事ができる。
- 自分たちで変えないと地域が変わらない。
- 平田さんは32歳で当時の勝連町きむたかホールの館長を任されました。行政の常識からは考えられない人事に、議会からも
多くの批判があったそうです。しかし、当時教育長だった上江洲さんが、議会と毅然と対峙し平田さんをバックアップしました。
トップに立つ人の器・部下を守ること・信念を貫く情熱というのを感じました。
【2回目】
日 時:平成19年10月11日 午後7時
会 場:うるま市シビックセンター(全日程)
参加者:15名
- 今回は稽古見学・バックヤード見学からはじまりました。大人がいなくても子どもたちは自主的に行動しています。
- 衣装に限りがあるため、オーディションがあることが説明されました。
- ひと通り見学し終えた後、子ども達が受講生に「肝高の詩」を披露。受講生の皆さんは、生バンドの迫力と子ども達の演技に
圧倒されているようでした。
- 演技を披露し終えたあと、平田さんから子ども達へ指導が行なわれました。子ども達は、真摯なまなざしを平田さんに向け、
熱心に説明を聞いていました。信頼関係が垣間見えるようでした。
- 受講生は見学を終えシビックセンターへ移動。きむたかホールから一歩外へ出た時の風の涼しさが心地よかったです。
- 事業の背景にも書きましたが、「肝高の阿麻和利」は中高校生が演じます。すなわち、6年間で代替わりが生じます。
けれども、「肝高」の志は脈々と受け継がれています。
- あまわり浪漫の会の存在意義:子どもたちが生き生きできる場所作り。
- 本事業は自分たちが普段していることをもとに申請したことを紹介しました。
- 子どもの舞台からコンテンツ・商品へという意識の転換。
- 観客に子ども達の「ちから」(元気・癒し等)を伝える。。
- 「肝高の阿麻和利」の活動を通じて、交流が生まれてきています。
- どろどろしたものを乗り越えてでも成し遂げたいことがあるか。
- 「肝高の阿麻和利」の活動は毎年違ったことをしている(年表参照)。
- 子どもに関する組織において、親が口を挟むと失敗するケースが多いです。そこで、やさしさ(社会性)ときびしさ(事業性)の
両方を兼ね備えた、組織の新しい形としての「あまわり浪漫の会」。言い換えると、子どもの目線と大人の目線両方を持っているといえます。
- 「肝高の阿麻和利」に親が一番のめりこんでいる。親も楽しめる。
- 「肝高の阿麻和利」は地域にこだわりをもった地域の舞台。
- 「生まれた町を知ることの大切さ。」この言葉は劇中のせりふにも組み入れたが、子ども達に伝えたいメッセージである。
- 卒業生が浪漫の会事務局に残った理由:先輩と舞台(子どもたち)のパイプ役
- 「あまわり浪漫の会」の中心的役割は、上演を続けるための資金を集めることである。また、学びの場所の提供・事業遂行・
青少年の人材育成、さらに、きむたかホールを育てていくのも「肝高の阿麻和利」「あまわり浪漫の会」の役割である。
- 親と子の関係にも地域性があると思います。
- 交流人口が増えることで定住人口が増える。これはまちづくりの原則である。
| 年月日 |
これまでのあゆみ |
備考 |
| 1999年12月 |
肝高の阿麻和利スタート |
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| 2000年3月 |
勝連城跡での公演 |
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| 2000年10月 |
勝連城跡での再演 |
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| 2000年12月 |
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勝連城跡、世界遺産登録 |
| 2001年 |
きむたかホールオープン
あまわり浪漫の会設立 |
平田大一氏、館長就任 |
| 2002年 |
自主公演(9回) |
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| 2003年 |
関東公演 |
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| 2004年 |
勝連城跡公演。竹中大臣(当時)訪問。与勝の児童生徒2000人に観劇させるプロジェクト実施 |
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| 2005年 |
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国立劇場おきなわオープン
TAOファクトリー起業 |
| 2006年 |
勝連城跡公演 |
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| 2007年 |
雅楽の東儀秀樹氏と共演。
電通との協力 |
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【第3回】
日 時:平成19年11月22日 午後7時
会 場:うるま市シビックセンター(全日程)
参加者:30名
先週行われた東儀秀樹氏とのジョイント公演のアンコールをビデオ上、図を使用して「肝高の阿麻和利」と各種団体との関連、
これからの発展性を講師の方々が「肝高」・「勝連」・「阿麻和利」の3つのキーワードを用い述べられました。
- 質疑応答
- Q.平田氏が子どもにチケットを売らせないのはなぜか?
- A.子どもにチケットを売らせるのは最後の手段。大人ができることをしてから。
- Q.地域活動なので地域から苦情がでない、地域に浸透しないといけない。
- A.モラルと問題意識を持っている限りは大丈夫。交流人口増えるところに定住人口も増える(まちづくりの原則)
- Q.お客さんをふやすのは?
- A.芸術鑑賞会で上演しては?一人500円くらい。本土の修学旅行生に見せては?
- 休憩所の活用(グッズ販売・インフォメーション・CV上映・ミニライブ)
- 文化と経済の結びつき。