子ども達の成長を見守る、父母の活動にも目を向けて欲しい。
「地域の文化を通して子ども達の心を育てたい」
上江洲安吉先生の思いは種となって子ども達の心に宿された。著名なアーティストとの共演、
念願のハワイ公演の実現と、高いハードルを超えながら、小さな芽は大樹へと成長を遂げた。
2000年の初演から10年目の今年、新生阿麻和利が誕生しメインキャストも大幅に世代交代を遂げた。
「一より始まり十を知り、十より還る、元のその一」の言葉通り、新たな飛躍にむけた大きな節目に当たる
今こそ原点に立ち帰り、阿麻和利の活動の意義について考えを巡らせている。
子ども達を舞台に向かわせているものはなんだろうか。目立ちたい、有名になりたい、そんな類のものではない。
どこにぶつけてよいのか分からない胸の内にたぎるマグマを、この舞台にかけているのた。そんな子ども達を導くリーダーとして、まず僕自身が成長を続けていかなければならない。「肝高の子」といえども、悩みや勇み足もある普通の中高校生だ。一人ひとりが発する心のサインを見逃さぬよう、1対1のつながりを深め、子ども達やこの地域としっかり向き合うことを、僕は今年の重要テーマとしている。
舞台の上の感動と輝きだけが阿麻和利の真髄ではない。先輩が築いた高く厚い壁を前にもがき、葛藤しながらも成長する子ども達の姿。
その子ども達すべてをわが子のように支える「あまわり浪漫の会」の活動にも目を向けて欲しい。
現代版組踊「肝高に阿麻和利」総合演出家/南島詩人 平田 大一 (2009)
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